法事の流れ(年回供養)

① 日程を調整する
生活環境の変化により参加者の日程調整が難しくなっておりますので集まりやすい日時に行えば良いでしょう。但し、本来、供養は故人の命日に営むものであり、早く行えば良いという訳ではないことは心に留めおいてください。ご希望の日時が決まったらお寺に連絡し日程の調整を行います。お寺の会館を利用して会食をご希望の際は早めの連絡をお勧め致します。
※前日にお逮夜(たいや)を営む場合も同時にお伝えください。
② 持ち物
・数珠
・お供物(果物や菓子など)
・本堂用の花一対
・お墓参り用品

※お膳を供える場合はお寺に事前に依頼するか仕出し屋に注文するなどしてください。お寺での法事にお膳を供えない場合でも命日には自宅の仏壇に供えるようにしましょう。
※塔婆はお寺で用意致しますので、法事のお布施の他に塔婆料をお包みください。
③ お墓参り
まず最初に、本堂や大代能化堂の前で仏様に手を合わせてからお墓に向かいましょう。お墓掃除は法事の前に済ませておきましょう。法事が命日に行われない場合でも、命日には可能な方だけでもお墓参りすることが望ましいです。

◎年回供養

  • ・一周忌(没後1年)
  • ・三回忌(没後2年)
  • ・七回忌(没後6年)
  • ・十三回忌(没後12年)
  • ・十七回忌(没後16年)
  • ・二十三回忌(没後22年)
  • ・二十七回忌(没後26年)
  • ・三十三回忌(没後32年)
  • ・三十七回忌(没後36年)
  • ・五十回忌(没後49年)

◎その他の法事

・水子供養(命を宿しても生まれることがかなわなかったお子さんのご供養)
・新たに求めたご本尊様、お位牌、お墓の建立・改修等に関わるご供養
・古いご本尊様や古いお位牌のお焚き上げ

★菩提寺を待たなくとも、臨済宗妙心寺派の「禅」に則った儀式によるご供養を望まれる方はご連絡ください。「来る者は拒まず、去る者は追わず」と自発性を尊重するのが禅宗の基本的な姿勢ですので、お気軽にご相談ください。