今年も蓮根の配布会をしました。

回を重ねるごとに周知されてきたのでしょうか、

例年より多くの方が足を運んで下さいました。

配布会では毎回植え付けの仕方を実演しておりますが、

ここで改めておさらいです。

1. 深めの鉢に土を入れる。石などが混ざっていない粘土質の目の細かいものが最適で、西園寺では毎年農家さんから頂く田んぼの土を使っています。

2. 苦土石灰・肥料少々を混ぜる。もしあれば藁も入れるとなお良し。

3. 水を少量加えてよく練る。土はあまりゆるすぎず、根が浮いてこない程度の固さにします。

4. ここにばらした蓮の根を植えていきます。新芽を折らないように注意します。

ちなみにこちらがばらす前の蓮根。花が咲いた後、鉢の中でぐるぐる伸びてこんなに長ーくなります。

5. 見えづらいですが、このように新芽が上を向くように置いていきます。

6.上から土をかぶせます。ここにたっぷりの水を注いで植え付け完了です。

植え付けは鉢を設置する場所で行うようにします。

（うっかりすると水の入った重い鉢を運ぶ羽目に…）

また、夏は驚くほど水を吸うので、

とにかく鉢の水を切らさないことがポイントです。

今年は境内のどの植物も例年より早く見頃を迎えているので、

蓮の開花も早まるでしょうか。

皆さまのご報告お待ちしています。

植え付けから約２週間後の4月20日現在の様子。芽がぐんぐん伸びてきました！